担当教員からのメッセージ

「助産師を目指す方を応援します」

私は学生の時、母性の実習で「助産師さん、かっこいい！」と思ったのがきっかけで助産師になりました。「多くの分娩に立ち会ってきたのだから自分の時は余裕だろう！」と思っていました。いざ自分が出産の際に感じたのは「助産師さんのあの手でずっとマッサージしていてほしい・・・辛い・・・」でした。出産した直後は「こんなにも満ち足りた感情になるんだ」ということでした。その時そこから始まる育児というものを全く理解しておりませんでした。いざ育児が始まると、自分の育児はこれでいいのか？と不安だらけでした。
そんな自分の体験を通し、助産師が求められる役割は、昨今とても広がっているとあらためて感じています。出産前後のサポートだけでなく、これから父・母となる子どもたちへの健康サポート、女性の更年期・老年期のサポートなど人々が幸せを感じながら生活できることに向けて発信し、サポートを続けていくことが助産師に求められていると感じています。