食事や入浴などの身体介護だけが介護福祉士の仕事ではありません。
その方の人生に寄り添い、一人ひとりの幸せを支える仕事です。
介護福祉専攻では、高齢者及び障がいをもつ方の心身の状況に応じ、エビデンスに基づいた尊厳あるケアを実践できる介護福祉士の養成を目指します。そのなかで多様な価値観を受け止められる感性と教養を身に付けることを大切にしています。
介護福祉領域にとどまらず、社会福祉や保健、医療の領域と連携までを幅広く学びケアマネジメントや介護の実践を行えるようなカリキュラム構成となっています。また、精神的ケア(相談支援)も実践できるよう心理の視点からも学ぶ科目を配置しています。
介護福祉士に
必要な単位数
88単位
身体的、精神的障がいにより、日常生活を営むのに支障がある人に対して、心身の状況に応じた介護を行います。
特定の福祉業務に就く公務員が名乗ることができる資格です。公務員以外でも社会福祉施設の施設長や相談職等にも準用されています。
介護現場でも必要となる心肺蘇生法やAEDの使用法などの応急手当の方法を基本講習に加えてより深く学びます。
地域で暮らす認知症の人やその家族をサポートするため、認知症に対する正しい知識やかかわり方の基本を学びます。
福祉住環境コーディネーター2級・3級/
全国手話検定試験4級・5級/
認知症ケア准専門士/
医療事務(メディカルクラーク)※
認知症ケア専門士/
介護支援専門員(ケアマネジャー)
講義や実習を通して福祉に求められる専門的知識を習得するとともに、
一人ひとりに寄り添う温かい心を持ち、地域を支える介護福祉士を目指します。
介護実習に向けて施設職員の講義などから多様な施設の特徴を理解します。実習課題の作成や事後のまとめを教員の助言を受けながら取り組みます。
ICFの視点に基づき、介護過程の意義・目的及び介護過程の一連のプロセスを理解し、根拠のある個別ケア、多職種協働の重要性を学びます。
地域でのフィールドワーク・文献学習・グループ討議を通して、地域の諸課題からテーマを設定し、卒業論文の作成に取り組みます。(高齢者への安否確認)
医療職との連携の下で喀痰吸引・経管栄養を安全かつ適切に実施できるよう、必要な知識と技術を習得します。
家族や地域、社会の理解のもと、生活問題と社会制度との関連や、地域共生社会の実現、成年後見制度などを学習し、支援や人々の生活と福祉について理解を深めます。
認知症の医学的特徴などの基礎的理解を深めます。また、認知症の人を支える社会資源や多職種協働の実際を十勝地域の取り組みから学びます。(高齢者と地域農園で交流)
介護福祉専攻就職率
100%
[高齢者施設]足寄町立特別養護老人ホームあゆみの園、士幌町立特別養護老人ホームほほえみ、大樹町特別養護老人ホームコスモス苑、介護老人保健施設あかしや、介護老人保健施設もみじの里、老人保健施設ケアセンター白樺、特別養護老人ホーム寿楽園、特別養護老人ホーム太陽園、特別養護老人ホーム帯広けいせい苑、聴覚障害者養護老人ホームやすらぎ荘、特別養護老人ホームしゃくなげ荘、介護老人福祉施設ロータス音更、特別養護老人ホーム愛仁園、特別養護老人ホーム札内寮ほか
[障がい児・者施設]障がい者支援施設愛灯学園、障がい児入所施設つつじヶ丘学園、障がい者支援施設あさひ荘、多機能型地域サポートセンターえがお、社会福祉法人音更晩成園
[病院]北斗病院十勝リハビリテーションセンター、十勝勤労者医療協会
[その他]本別町社会福祉協議会
[進学]北星学園大学 社会福祉学部 福祉臨床学科
大西 里沙さん
(帯広大谷高等学校出身)
興味を持ったきっかけは、祖父母が最期までお世話になった介護福祉士の方の存在です。いつも笑顔を絶やさず、快適な暮らしのサポートをしてくださる姿に胸を打たれました。本学の社会福祉科介護福祉士専攻は、実務経験豊富な先生方や先輩が多く実習も充実。短い期間により質のよい学びと、資格取得ができることに魅力を感じています。こまめなコミュニケーションで利用者の方の気持ちや生活背景を理解・尊重し、その方にとっての「幸せ」な生活に繋げられる介護福祉士になれたらと思います。
社会福祉法人 音更町柏寿協会 養護老人ホーム柏陽園 勤務
野上 夢叶さん
2019年度 社会福祉科 介護福祉専攻 卒業
帯広農業高等学校 出身
私は音更町にある養護老人ホームで介護福祉士として勤務しています。この職業を選んだのは、とある介護職の方と接したこと。利用者の希望や考えていることを実現しようとする真摯な姿に感銘を受け、自分も介護を必要とする人のため、地域に貢献できる介護福祉士になりたいと思いました。思い出深いのは介護研究方法(ゼミ活動)において、認知症の方の困りごとや適切な関わり方を、仲間と一緒に寸劇にして地域の小学生に授業を行ったことです。追求したい介護の課題を2年間に渡って仲間と一緒に考え、形にできた達成感もありました。今後は認知症の方と関わるなかで、ケアの向上を図るために認知症ケア専門士の資格取得に向けて取り組んでいきたいです。その人らしい生活を送れるように利用者の方、一人ひとりに寄り添っていきたいと思います。